高尾山でオリエンテーリング|パーマネントコース「高尾山頂・薬王院コース」を歩いた

高尾山にオリエンテーリングのパーマネントコース(常設コース)があるというので行ってきた。

一人でチェックポイントを探しながら山道を歩くだけなのに意外と楽しかった。

オリエンテーリング用の地図は、京王高尾山口駅を出てすぐのところにある「楓 Kaede」という売店で売っている。

コースは3つある
表高尾 スタンダードなコース 距離8Km
高尾山頂・薬王院 初心者でも気軽に楽しめるコース 距離4Km
奥高尾 日影沢林道から城山まで登る本格的コース 距離15Km

地図はどれも税込みで210円なので、表高尾と高尾山頂・薬王院の2種類を買ってみた。

この時点ですでに11時半。そもそも今日は金剛山に行くつもりだったのが疲れて寝過ごしたので高尾山にしたのだ。
一番短い距離の高尾山頂・薬王院を回ってみることにした。
スタート地点はケーブルカーの高尾山駅(麓じゃなくて山の上の方の駅)なのでリフトで上まで行った。

リフトを降りてからスタート地点までは約200m。お土産を買い忘れないように今のうちに物色。「食べる生七味唐辛子」というものを買った。

そろそろ始めようかと時計を見ると丁度12時だった。切りがいい。
誰かと競うわけではないが、徒歩でどれくらいのタイムで回れるか計ってみたい。スタート!

1番目のチェックポイント(オリエンテーリングではコントロールと呼ぶそうだ)を見つけるのに12分かかった。早いのか遅いのか見当もつかない。

コントロールはこんな感じで設置されている

2番目のコントロール、3番目のコントロールと順調に見つけてまだ12時半。
4番目に向かおうとしたらスズメ蜂の巣があるので通行止め。

この道の先なんだけど

右側の道を進む。とりあえず山頂に出てから回り込めばいいかな。(競技オリエンテーリングは回る順番は決まっているが、どの道を通るかは自由)。
競技オリエンテーリングだとコントロールは決められた順に回らないと失格だけど、これはまあ、レクリエーションだから4と5が逆になっても仕方ないかな。

山頂に着いた。平日なのにすごい混み方。お昼ご飯にカロリーメイトを食べて紅茶を飲む。暑い。
ここから4番のコントロールに行くにはかなり距離があるし、コントロールが立ち入り禁止区域の中かもしれない。
もう4番は抜かして、5番のコントロールに向かおう。

5番と6番を回ってまだ13時10分。「なんだ簡単じゃない。競技オリエンテーリングにもエントリーしてみようかな。」

しかし、7番コントロールに行くところで初めてのミス!

「道を間違えたかな」と感じた時にはすでに斜面をかなり下っていた。
山で道迷いしたら、わかる地点まで引き返すのが鉄則だけど、もう一度登る体力と気力がなくなっていたし、「これは道迷い遭難とは違うから」と言い訳をして進んでしまった。(どのみち下山するんだし。)
すると間違えたとばかり思っていた道にコントロールがあったのでますますわからなくなった。(これは別のコースのためのコントロールだった。後でわかったことだが。)

このままだと沢沿いの歩きにくい道で下山しなければならなくなって、それでは疲れるので、もう一度急坂を登ってひと休みしてから、リフトで下山した。

家に帰ってから地図をよく確かめてみたら、4差路で間違った方向に進んでいたことがわかった。確かにちょっと悩んだ場所だった。
地図はきちんと整置したつもりだったので、地図上の道の交わり具合だけを見てルートを決めてしまっていた。
あそこできちんとコンパスで方角を確認するべきだったと思う。

というわけで初心者向けのコースが完歩できませんでした。

「食べる生七味唐辛子」はさっぱりした辛さで美味しかったです。

追記 (2019.5.2)
図書館で『山岳地図の読み方・使い方』という本を借りてきたら、漫然と整置(したつもり)になっているだけじゃダメとわかりました。
この本の107ページに「、道の分岐などでどちらに行けばよいか迷ったとき」の方法が載っていました。

1.地図上で進みたい方向が、体の正面を向くように地図を持つ。この時、地図上の現在地が体の正面にあることを確認する。
2.コンパスを地図にそえ、磁北線が磁針と平行になるよう、体の向きを変える。この時、地図と体の位置関係を変えてはいけない。
3.その向きで視線を上げると、その方向が進む方向となる。

図も載っているのですが省略。
地図上の現在地と進行方向が体の正面中心に来るようにするのがコツらしいです。

同じ著者の『道迷い遭難を防ぐ 最新読図術』は持っていたのですが、後から出版された『山岳地図の読み方・使い方』は、著者が各地で講習会を開いた経験をフィードバックしているので、より初心者にも解りやすく書かれていました。