月別アーカイブ: 2015年1月

タバタインターバル(タバタ式プロトコル)は格闘技トレーニング向き?

少し前に4分間ダイエットとして話題になったあれです。
ですが、田畑博士の書いた論文の概要を見てみると、ダイエットについての研究ではないのです。

中ぐらいの強さの持続的な運動(ジョギングや自転車など)をするのと、高強度で断続的な運動をするのとで、有酸素能力と無酸素能力がどう変わるのかについて書かれています。

タバタ式プロトコルは、高強度インターバルトレーニングの仲間です。

この論文の概略を簡単に言えば、有酸素運動をすると有酸素能力しか向上しないが、高強度インターバルトレーニングをすると有酸素能力に加えて無酸素能力が著しく向上したということです。

念のためタバタ式プロトコル(タバタ式インターバル)のやり方を。

  • 20秒間 強い強度で運動する。
  • 10秒間 休む。
  • これを8回繰り返す。

トータルで4分間になります。

「強い強度」とはどれぐらいかというと、400m走の強度だとどこかで読みました。(詳しい出典は忘れました。すみません。)

400m走は無酸素運動だそうです。かなりきついらしいです。
(無酸素運動と無呼吸とは違います。無酸素運動とは酸素の供給が酸素の消費に追いつかなくなる運動のことです。)

20秒間のきつい運動の後10秒間の休みになるのですが、10秒しかないと不完全にしか休めません。呼吸が整わないまま次の20秒間の運動に入ります。当然、後半の3~4セットはかなり苦しくなります。(経験者談。)

脂肪燃焼についてですが、有酸素運動は運動が終わったあと短時間しか脂肪燃焼効果が続かないとされています。
しかし、インターバルトレーニングのようなきつい運動は、運動が終わった後にも長時間に渡って脂肪燃焼が続くのだそうです。(アフターバーンエフェクトというそうです。)

そのため、4分間の運動で1時間の運動に匹敵するといわれているらしいのです。

一般の人が行うには、かなり厳しい運動であることと(そもそも厳しくないと効果がない)、有酸素能力、無酸素能力の両方が向上することから、この運動は、ダイエットよりもキックボクシングなどの格闘技をする人のトレーニングに向いている気がします。



記念硬貨の発行枚数(新幹線50周年・震災復興)

官報で、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律施行令の一部を改正する政令(平成27年政令24号)」を見つけました。

現行の政令を見ながら、当該政令を見てみました。すると、新たな記念貨幣が発行されるのではないか、という気がしました。

そこで、「記念硬貨」のキーワードでインターネットを検索してみると、独立行政法人である造幣局のWebページに行き当たりました。

このページでは、政令24号の通り、以下の2つが紹介されています。

  • 新幹線鉄道開業50周年記念貨幣
  • 東日本大震災復興事業記念貨幣

新幹線については、5種類で以下の図柄となっています。

  • 東海道新幹線(N700A)
  • 山陽新幹線(500系)
  • 東北新幹線(E5系)
  • 上越新幹線(E4系)
  • 北陸新幹線(E7系・W7系)

新幹線の記念貨幣は「クラッド貨幣」であると記載されています。見慣れない言葉ですが、造幣局のページ内で見つけた説明によると、クラッド貨幣とは、異なる種類の金属板をサンドイッチ状に挟み込んだもの、ということのようです。

震災復興の記念通貨で驚いたのは、銀貨に色が着いていることです。記念貨幣が好きな方には、常識なのかもしれませんが、記念貨幣に縁がなかった者としては、大発見です。

販売開始または引換開始は今後発表するとされていますので、入手希望の場合は、新聞等の広告に注意している必要があります。

なお、政令24号の概要は、以下の通りです。
【記念硬貨の発行枚数の定め】

  • 東日本大震災からの復興事業記念貨幣(額面1,000円) 180,000枚
  • 新幹線鉄道開業50周年の記念貨幣(額面100円) 11,568,000枚
  • 東日本大震災からの復興事業記念貨幣(額面10,000円) 45,000枚

【販売価格の定め】

  • 東日本大震災からの復興事業記念貨幣(金貨・額面10,000円) 95,000円
  • 東日本大震災からの復興事業記念貨幣(銀貨・額面1,000円) 9,500円
  • ※この他もう1点の変更あり(別表四第一号)

著作権とは具体的にどんな権利なのか

著作権の意味。誰が誰に対してどんな権利を持っているのか、具体的にどんなことなのか解りにくいですね。

とりあえず、著作権法第22条の「上演権および演奏権」の条文をみてみましょう。

第22条 著作者は、その著作物を、公衆に直接見せ又は聞かせることを目的として(以下「公に」という。)上演し、又は演奏する権利を専有する。

注目ワードは「権利を専有する」です。

もしも、あなたの趣味がギターで、新しいギター曲を作曲した場合には、その曲はあなた(=作曲者=著作者)だけが公衆の前で演奏し、お金をもらう権利を持っているのです。

そして、他の誰かがその曲をあなたに無断で公衆の前で演奏し、お金をもらっているのを見つけたら、あなたはそれを禁止する権利を持っているということでもあるのです。

この場合、あなたに出来ることは禁止だけではありません。使用料を取って他の人にその曲を使わせたり、著作権そのものを売ったりもできます。

あなたの作った楽曲を(営利目的で)演奏したい人は、あなたから許可をもらわなければならないのです。

このように、著作権とは著作物の利用についての排他的、独占的な権利のことなのです。

だだし、この権利は場合によっては、制限されることがあります。
慈善コンサートなど、営利目的でない場合や、家庭で個人的に演奏して楽しむときなどはこの権利は及びません。演奏者はあなたに許可を取ることなく、自由に演奏できます。

藤沢秀行・米長邦雄著 「勝負の極北」を読んで

サブタイトルは、「なぜ戦いつづけるのか」。
1997年、クレスト社から発行されている本です。

感想は、「とてもではないが真似できない」の一言です。
著者のお二人はスーパースターなので、一般人に真似できないのは当たり前だし、真似する必要もないのですが。
でも、やはり「憧れ」のような気持ちは出てきます。

豪快・豪放なイメージのお二人ですが、その一方で緻密さを感じます。
細かいことを正確に処理して、それを積み上げることを根気よく続けたから「突き抜けた存在」になったのではないかと思います。
そして「突き抜けた存在」だからこそ、皆の憧れ感から、豪快・豪放のイメージになったのでしょう。

ここで、緻密に処理することに関して、ひとつ疑問が出てきます。

たとえば、同書では、米長邦雄さんが難しい詰将棋の本をクリアした記述があります。
緻密な考慮を繰り返して、詰将棋の本をクリアした結果、四段になった、という話です。

この話を一般人に当てはめてみます。
一般人が成功しようとするとき、全ての項目を緻密に処理しようとすると時間切れを起こすので、

  • 緻密に処理すべき項目は、何か。
  • どの程度までやれば、緻密に処理したと言えるのか。

を判断することになると思います。

でも、この判断が難しい。
この判断は、どうするのでしょうか。
これが、私の疑問です。

米長邦雄さんは、この2つを的確に判断して、詰将棋の本を選択し、全ての問題を「ヨミ切った」と言えるレベルまでヨンだのだろうと想像します。
この判断ができる能力も、「突き抜けた存在」になるための要素のひとつなのだろうと思います。

何を、どの程度。
まさに、戦略論の世界だと思いますが、プロの棋士になるよう人であったからこそ、採用できた戦略だったと思います。

著作権法に関する国際条約|著作権関連等の検定の学習にどうぞ

知的財産管理技能検定やビジネス著作権検定の学習で後回しにしがちな条約の簡単なまとめ。

1886年 ベルヌ条約

  • 著作権の国際的な保護を図る。
  • 無方式主義が原則。
  • 遡及効あり。条約の加盟前に創作された著作物にもベルヌ条約が適用される。
  • 外国人の著作物にも自国民と同等の保護を与える。(内国民待遇)→万国著作権条約も同じ。

1952年 万国著作権条約

  • 無方式主義の国と方式主義の国との調整をはかった。
  • 無方式主義をとる国の著作物でも、(C)記号、著作者の氏名、最初に発行された年月日を表示しておけば、方式主義をとる国で自動的に保護されるようになった。
  • 遡及効はない。→ベルヌ条約と違う。
  • 外国人の著作物にも自国民と同等の保護を与える。(内国民待遇)→ここはベルヌ条約と同じ。
  • ユネスコが中心になり制定。

1994年 TRIPS協定

  • WTO協定の付属書。
  • 知的所有権全般の国際的保護基準を定める。
  • 著作権については。
    1. プログラム、データベースの保護。
    2. コンピュータ・プログラム、映画、レコードの貸与に関する権利の付与。
    3. 実演家、レコード製作者、放送事業者の保護など。

1996年 WIPO著作権条約

  • ベルヌ条約の補完、強化のため。
  • ベルヌ条約を遵守したうえで
    1. 公衆伝達権の保護。
    2. 写真の保護期間の延長。
    3. コピープロテクション等の解除の禁止など。

 

◆ベルヌ条約と万国著作権条約の両方の保護を受ける著作物は、ベルヌ条約が適用されます。

◆外国人の著作物の本国での保護期間が、日本の著作権法の保護期間より短いときは、その本国の保護期間が適用されます。(内国民待遇の原則の例外。)