自然の音に著作権はないけれど著作隣接権がある場合がある

著作権法の定義では、著作物とは「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」です。

波の音や鳥のさえずりは著作物ではありません。

ならば、自然の音を録音したCDは、無断でコピーし放題、レンタルし放題かといえば、もちろんそんなことはありません。

著作権法では、著作物を演奏した人や(著作物又は著作物でないものを)録音した人、放送、有線放送を行った人に対して、一定の保護を与えるために著作隣接権をさだめています。

録音を例にとれば、波の音のCDを録音した人には、レコード製作者としての権利が自動的に発生します。(条文にはレコード製作者とありますが、レコード盤のほか、CDや録音テープも含みます。)

この権利のなかには、著作権と同じように複製権が含まれるので、個人的に使う場合を除いて勝手にコピーできません。

商業用レコード(CDも)をレンタルするときは、レコード製作者は最初に発売された日から1年間は(レンタルすることを)許諾する権利を持ち、その後はレンタルレコード業者から報酬を受ける権利を持っています。

このほかに、送信可能化権、二次使用料を受ける権利、譲渡権も持っています。

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