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市川市内の庚申塚(庚申塔)に刻まれた三猿(見ざる言わざる聞かざる)

来年の干支は申。

弊事務所では大きな「申」の字をあしらった年賀状を作りました。

ところで「干支」って何なのかというと。

古代の中国では十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・羊・申・酉・戌・亥)の組み合わせで年や日や方角を表していて、これが日本に伝わったものだそうです。

因みに、本来の干支とは、十干十二支を順次に配して出来た60種類の組み合わせのことです。

(【例】 甲子・乙丑・丙寅・丁卯・戊辰というように進んでいく)

もとの組み合わせにかえるのが61年目でこれが還暦の意味だそうです。
来年、平成28年は「丙申」です!

干支は、平安時代の陰陽道でも使われました。
五行という自然の分類(木・火・土・金・水)や十干、十二支の組み合わせで吉凶を占うのです。
庚申の日が特にいけない日だったようで、夜通し眠らずに呪文を唱えていたそうです。
日の場合は61日毎に廻って来るから大変ですね。

この催しは江戸時代に庚申講へと姿を変えました。
この日に眠ると三虫という虫が体内から出て帝釈天にその人の悪事を告げ、告げられた人は寿命が縮まるというので、人々が集まって夜通し眠らないで宴会をする風習です。
庚申信仰ともいい、江戸時代から各地に庚申塚(庚申塔とも言う)も建てられました。

庚申塚には「申」に因んで三猿=「見ざる聞かざる言わざる」を刻んでいるものがあり、関東地方に多いそうです。

写真は国道14号沿い、市川1丁目と新田1丁目の境にある庚申塔です。光の加減が悪くてわかりにくいのですが、三猿が刻まれています。

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全景はこれ。
「青面金剛」と読めます。庚申信仰のご本尊とされいます。

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ところで、お隣の鎌ヶ谷市、粟野地区では、夜通しではないものの、現在でも庚申講が行われているとか。(鎌ヶ谷市のホームページより)

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