カテゴリー別アーカイブ: 行政書士試験

行政指導が心の底から理解できた

行政書士試験を目指す皆さま。

この投稿を書いているのはたかはし行政書士事務所の行政書士1号・2号のうちの1号です。
最近、行政書士の実務を通して「行政指導」というものが心の底から理解できたので、紹介いたします。

まず、条文はどうなっているか、というと。

行政手続法の第2条六号
行政指導・・・行政機関がその任務又は所掌事務の範囲内において一定の行政目的を実現するため特定の者に一定の作為又は不作為を求める指導、勧告、助言その他の行為であって処分に該当しないものをいう。

分かったような、分からないような。。。

でも、行政書士試験を受けるからには、覚えるしかないですね。私も受験生当時は覚えました。かつ、それなりに分かった気になっていました。

しかし、最近になって、行政書士の実務において、「行政指導って、こういうことかぁ」と納得しましたので、さらりと紹介します。

行政書士の実務には、建設業許可申請という業務があります。
建設業許可を取得するには、「社会保険に入らなければならない」と一般に言われています。
しかし、社会保険に入っていなければ、建設業許可は取得させない、という主旨の法令は存在しません。実際に社会保険に入っていなくても、建設業許可は取得できます。

ではなぜ、「社会保険に入らなければならない」と言われているのでしょうか。
それは、法令とは別に、行政が建設業者の社会保険加入を推奨しているからです。
行政の窓口に問い合わせてみると「社会保険加入をお願いしております」という回答が返ってきます。法令で義務付けている訳ではないので、「お願い」であって、加入していなくても許可は取得できるということです。

ここで「行政指導」が登場します。
建設業許可申請書を作成して、提出先である土木事務所に持って行きます。
土木事務所では、社会保険に加入していないことを確認したうえで申請書を受け取り、許可が下りたのち、建設業者に社会保険に加入するようにお願いする文書が送られるわけです。

このように、法令違反ではないので許可は出すけれど、行政としては加入を推奨しているので、後日「行政指導」を行い、改めて加入をお願いする、形になるのです。

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第3次安倍内閣(行政書士試験に効くかもしれない官報その2)

平成26年12月24日(水)、官報の特別号外29号が発行されました。

この号では、「人事異動」として、新内閣の顔ぶれが掲載されています。

さて、この官報を見て、そして新聞と読み比べて、私自身が勉強になったことを幾つか紹介します。

【その1】
翌日の朝刊でも新内閣の顔ぶれを見たのですが、直感的に「顔写真の数が多くないか?」と思いました。

数えてみると、19名の写真があります。

あらためて官報を見てみると、内閣総理大臣1名と国務大臣18名の名前が並んでいます。

国務大臣は最大17名と勉強したはず。。。(内閣法第二条第2項)

落ち着いて振り返ってみると、復興大臣の分がプラス1なのでした(内閣法 附則第2項)。

【その2】
官報2段目左3分の1くらいのところに、「内閣法第九条の規定により・・・」とあり、5名の国務大臣の名前が並んでいます。

内閣法第九条を確認してみると、
内閣総理大臣に事故のあるとき、又は内閣総理大臣が欠けたときは、その予め指定する国務大臣が、臨時に、内閣総理大臣の職務を行う。

この条文に従って、5名の国務大臣が、順位とともに、「予め指定」されているのでした。

私自身、この条文を1度は勉強した記憶がありますが、その実際の内容を見たのは初めてで、小さな感激です。

【その3】
新聞には、「閣僚の兼務・担当」が紹介されています。

たとえば、副総理の担当は、新聞での表現は「デフレ脱却」です。

官報を見ると、「デフレ脱却を推進するため企画立案及び行政各部の所管する事務の調整を担当させる」となっています。

なるほど、元ネタはこうなっているのか、と感心するばかりです。

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以上、行政書士試験に効くかどうか分かりませんが、官報の特別号外29号に関して、私自身が興味深く思った事柄を紹介いたしました。

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国会の特別会の召集(行政書士試験に効くかもしれない官報)

官報は、通常、土曜・日曜・祝日は発行されません。

しかし、平成26年12月20日(土)には、特別号外28号が出ています。

その内容は。

日本国憲法第七条及び第五十四条並びに国会法第一条によって、平成二十六年十二月二十四日に、国会の特別会を東京に召集する。

いかにも行政書士試験に出題されそうな内容です。

実際に官報を見てみると、初めての方には、安倍総理が「召集する」と発したように見えるかもしれません。

しかし、よく見ると、タイトルが「詔書」となっており、「御名・御璽(ぎょめい・ぎょじ)」があることから、発したのは天皇です。

その点は、誤解されませんように。

教科書や問題集で勉強したことを、新聞やテレビなどのニュース・官報などに絡めて、実体験として知識定着を図るのはいかがでしょうか。

官報はインターネットで読むことができます。

http://kanpou.npb.go.jp/

ちなみに、この官報サイトは、直近の1か月分が閲覧できるようになっています。期間経過で閲覧できなかった方は、図書館で閲覧することができます。

官報には、時々ですが、行政書士試験を受験する方にメリットがあると思える事柄も出てきます。

そのような事柄を見つけたときには、このブログで紹介していきたいと思います。

受験勉強のコーヒーブレイク的な話題が欲しい受験生の方は、時々このブログをのぞいていただければと思います。

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