カテゴリー別アーカイブ: ハイキング

鷹取山ハイキング|神武寺駅から鷹取山へ登ってきた

地元市川から手軽に行ける低山、横須賀市の鷹取山に行ってきた。
市川からJR総武横須賀線と京急線に乗って約2時間。
ごつごつした岩場の様子から”湘南妙義”の異名もある山で、ちょっとした鎖場もある。

京急の神武寺駅からのルートと、横須賀線の東逗子からのルートがあるが、今回は神武寺駅ルートで行った。
このルートは、前半は小さなせせらぎのある谷あいの道を通り、後半は尾根道を歩く。

神武寺駅を出て、県道226号を左に進み、逗子中学校のグラウンドの角で右折すると鷹取山ハイキングコースが始まる。小さい案内板も出ている。最初は舗装路だが、少し進むと老人ホームがあり、そのあたりから本格的な山道になる。
鷹取山は、明治から昭和の初期にかけて石材を採取していた山で、山道に入ってすぐに石切り場の跡が出てくる。

渓流沿いの道は樫の木などの常緑樹に覆われて薄暗く、苔むした岩がゴロゴロしていたり、大きなシダが群生していたりする。鎌倉に行った時も思ったのだが、三浦半島って、町のすぐ脇がいきなり山になっている。
しばらく谷沿いの道を進んだあと、山腹の急坂を登って尾根道に出るとやがて神武寺に着く。本堂らしき建物が尾根道から木々の間を通してひっそりと建っているのが見えた。残念ながら一般客は立ち入れなかった。薬師堂とその周辺はお参りできた。
薬師堂の左脇の石段を登ってハイキングを続ける。神武寺までは木に覆われた湿っぽい道だったが、このあたりから乾いた尾根道が続く。展望も次第に開けてきた。

こんな場所をすり抜けていく

鷹取山が近づくにつれて、露岩が多くなってきたと思っていたら、鎖場が現れた。子どもでも十分通れる程度だがやっぱり楽しい。ついつい写真撮影も夢中になってしまう。

ゴール地点の鷹取山は、高さは139メートルしかないものの、石を切り出した後の垂直に切り立った岩場が点在する面白い光景。この辺一帯は鷹取山公園として横須賀市が整備する公園になっている。
公園には展望台があって、雪を頂いた丹沢や富士山のほか、江の島や伊豆半島や房総半島も見えた。
そして、目を引いたのがクライミングをしている人たち。低い岩ではボルダリングを楽しむ人たちがいた。ボルダリングジムよりずっと空いているし、青空の下で登るのは気持ちよさそう。いいなぁ。
あとで調べてみたら、ここはクライミングやボルダリングのゲレンデとしてかなり有名な場所だそうだ。

展望台とクライミングをしている人々

様々な高さの岩かそびえている。岩に開いた穴はクライミング用の楔の穴だそう。

展望台のある場所から少し離れたところに摩崖仏がある。きれいなお顔立ちの仏像でかなり大きい。横須賀市在住の彫刻家、藤島茂氏が昭和35年から約1年かけて製作したもので、弥勒菩薩だそう。

公園の中心部からはずれた場所にも、所々、林の間に石切り場跡が残っている。中にはまるで遺跡のようなものもあった。

帰り道は、予定していた京急田浦への道が通行止めになっていたので、追浜駅から帰った。やはり2時間くらいで帰れた。
ガイドブックではルートタイムが2時間(5.1Km)だったが、あちこちで写真を撮りながら歩いていたので4時間くらいかかったが、まだ明るいうちに家に着いた。

ご注意
鷹取山でクライミングやボルダリングをする人は鷹取山安全登山協議会への登録が必要です。
神奈川県山岳連盟ホームページで登録用紙がダウンロードできます。

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鎌倉アルプス・獅子舞の谷から天園ハイキングコース

林の中を、せせらぎの音を聞いたり、鳥のさえずりに耳を傾けたりしながら、自分のペースでゆったり歩く。楽しいですよね。

山がちな日本では、森林は山地にあるもの。ですが、私は自然を楽しみたいだけなのです。坂道は登りたくないのです。
そんな自分におあつらえ向きのハイキングコースがありました。

鎌倉アルプス。
鎌倉市街を取り囲む丘陵の最も高い部分、建長寺から瑞泉寺にかけての尾根道を行くハイキングコースです。別名天園ハイキングコース。

コースタイムは約2時間から3時間。ガイドブックによってコースが多少異なっているのですが、長くても3時間台だと思います。
有難いのは、標高が最も高いところでも約159メートルということ。坂道をゼイゼイしながら歩かなくても、豊かな自然を満喫できます。

装備もガチでなくても大丈夫。ただ、不安定な岩場を何度も通過するので、捻挫グセのある人はハイカットのトレッキングシューズをはいたほうがいいかもしれません。
この間行った朝比奈切通しと違い、道標も整備されていました。

ガイドブックなどを見ると、丘陵を西から東に向かうのが一般的なようですが、今回は獅子舞の谷を登って尾根に合流し、東から西へ向かって歩いてきました。

このコースの中では、獅子舞の谷が一番気に入りました。歩き始めは、二階川に沿って谷あいの道を行く、沢登りのような小道。周りを鬱蒼とした木々に囲まれた谷筋の道です。

やがて開けた場所に出ます。散り積もった落ち葉と青々とした笹の葉、すっかり落葉した木々のコントラスト。冬枯れの景色が好きな人にはきっと気に入ってもらえる風景です。

二階川の源流を見ることもできます。

このまま登ると鎌倉アルプス(天園ハイキングコース)に合流します。
バラエティに富んだ道で楽しいです。
ロープを伝う場所もあります。(高さは2メーターもなさそうでしたが)

獅子舞の谷は、紅葉の時期は混み合うらしいのですが、私の行った時期は人も少なくて静かな山歩きを楽しめました。

行き方
ネットなどでは、JR鎌倉駅よりバス大塔宮行 「大塔宮」下車とありますが、鎌倉駅から徒歩で行けます。バス通りに沿って歩いて「大宮塔」まで来たら、瑞泉寺方面へ歩いて行きます(注:あくまで方面です。瑞泉寺に着いてしまったら行きすぎです)。永福寺跡(公園になっています)の先を曲がって住宅地へ入ると、変電施設がありその先から沢筋の道が始まります。
といっても、入り口までは実はとてもわかり難いので、スマホの地図アプリの活用をお勧めします。電波は届きます。
入り口までたどり着けば後は一本道なので迷うことはないと思います。

入り口付近の景色

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八王子城に行ってきました|東京都八王子市の土の城

土の城シリーズの9回目は、初めての山城です。ちょっと足をのばして国史跡八王子城を見てきました。

この城の本丸跡は標高446メートル。
高尾駅から八王子城の管理棟までは舗装路ですが、管理棟を過ぎると登山口(?)のような場所があり、結構急な山道(もちろん未舗装)が始まります。
本丸跡までは40~50分です。

ルートは2種類あって、行きは古道を通りました。
古道は山腹につけられた道で、まわりは杉林が鬱蒼と茂って薄暗く、道幅は一人分しかありません。その道もⅤ字型に深くえぐれていて、補修のために丸太や大き目の石が敷かれていますが、丸太が滑ったり、石で足首を捻りそうになりました。

歩き始めてすぐのところで、ボランティアガイドさんに出会ったのですが、「上まで行くの?大変だよ。登るのもだけど、下りが大変だよ。」といわれました。
その方は、真っ直ぐな木の枝を杖代わりにしていたので、私も真似して道の脇に立てかけてあった竹の棒を使わせてもらいました。助かりました。(本丸で会った中高年の団体さんは皆、トレッキングポールを持っていました。)

そうして薄暗い林の斜面に付けられた急な小道を登っていくと、「金子曲輪」が現れます。
ここから別の道へも行けますが、私はまた古道に戻ってひたすら登りました。

本丸の近くになると道幅も広くなり、石段が造られている場所もありました。

そして「松木曲輪」「小宮曲輪」が現れます。

途中で八王子市内が見渡せる場所があります。

八王子神社に近いところでは道がなだらかになりますが、神社を過ぎてからもうひと登りします。
汗だくになりながら、本丸到着。

すごく狭いので、建造物などは無かったと考えられているそうです。

下りは尾根筋に付けられた道を通りました。古道よりも歩きやすい道でした。
金子曲輪から続く尾根がひな壇状になっている場所がありましたが、敵を防ぐための工夫なのだそうです。

この城は、小田原に本拠をおいた北条氏の三代目氏康の三男、北条氏照が築いた城だそうです。
天正10年(1582)頃に築城が開始されましたが、天正18年(1590)の豊臣秀吉の小田原攻めの際に、前田利家・上杉景勝の軍勢に攻められて、わずか半日で落城したそうです。
広大な城郭ですが、落城時はまだ未完成であったと考えられています。

山のふもとには虎口の跡があります。当時の石垣や石畳をなるべく利用して、できるだけ忠実に復元したそうです。これはなかなかに立派なものでした。

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鎌倉の朝比奈切通しに行ってきた

先週、朝比奈切通し、熊野神社、十二所果樹園をハイキングしてきましたが、思っていたよりも山深くて、途中あせりを感じた話です。

一番見ごたえがあった場所。横に立っている人と比べるとスケールがよくわかる。

熊野神社入り口。本殿はまだまだ先。

熊野神社

【事前の予想】
・地図やグーグルアースで場所を確認すると、切通しのある丘陵地帯の際まで住宅等が建っていたので、地元市川市でいったら小塚山程度の感覚でいた。
・有名な観光地なので、当然、道標も整備されていると思っていた。
・切通しを抜けるだけなら1時間もあればいいらしいので、そこに熊野神社や果樹園を加えても2~3時間でまわれると考えていた。
・果樹園は、展望台があるくらいだから自動販売機くらい置いてあるだろうと勝手に決めていた。
・そもそもそんなに山の中だと思わなかった。

実際は苦しい誤算と嬉しい誤算が。

【苦しい誤算】

道標は全くと言っていいほどない。特に熊野神社から果樹園に行く道は道標がない。
・果樹園近くの道はアップダウンがあって喉が渇くが、どこにも自動販売機はない。
・写真を撮りながら歩いたせいかもしれないが、3時間半以上はかかった。

【嬉しい誤算】

・すぐそこが市街地とは思えないほどの自然。バス停から10分ぐらいでこんな景色。

・果樹園も、展望が素晴らしいく、イスとテーブルがあるほかは、手つかずの自然が残されている。あそこに自販機があったら興ざめ。
・前半の沢沿いの道、熊野神社からの落ち葉を踏みしめながらの道とバラエティーに富んでいる。特に沢沿いの道はかなり珍しい景色だと思う。

この辺は両側の壁も道も石

【飲み物を持って行かなかったばかりによけいな気苦労をした】

実は私、水を持って行かなかった。2~3時間歩くだけなら普段だって水分は摂らないし、それに自販機が1台くらいはあるだろうと。

さて、熊野神社までは順調に楽しく歩いたのですが、果樹園に行くときに間違えて鉄塔の保守のための道に迷い込んで時間と体力を食われてしまった。
すると急に水を持っていないことが不安になってきて、「このまま迷い続けたら…」「脱水症になったらどうしよう」とか、はたまた昔、ハイキング仲間だった人たちから聞いた、登山中に水を飲み切ってしまった後に道に迷った話を思い出したり。(彼、彼女らは葉っぱについていた雨水を舐めて喉の渇きを癒したそうです。)
低山って周りの景色が単調だからかえって現在位置がわかり難くて、自分の脳内では完全に道迷い遭難していました。結局、連れのスマホに助けられたのですが。一人でせかせかと歩いていたら、「もっと景色を楽しもうよ(怒)」と言われてしまった。(連れは道がわかっていたらしい。)

【足元は準備万端だった】

事前の調べで、沢のような場所を歩くと知っていたので、皮革製の軽登山靴を履いていた。長年にわたってミンクオイルを塗り続けているので防水ばっちりです。布製の靴だったら辛いハイキングになったと思う。

【登山スタイルが吉】

どんな服装で行くか随分と迷ったのですが、軽登山靴、ユニクロのストレッチパンツ、ヒートテック上下、ネルシャツ、アシックスのウインドブレーカー、トレラン用の小型のリュックで行きました。
すれ違う人たちは、きちんとした登山スタイルの人が多かったです。やっぱりそうなんだ。

今回は低山歩きを舐めてはいけないという、自戒を込めた話でした。

それにしても素敵な道でした。

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